ここで「剱岳」のおさらいをしておきますネ~。自分の備忘録として。(笑)
剱岳(つるぎだけ)は飛騨山脈"北部の立山連峰にある標高2,999メートルの山。
富山県の上市町と立山町にまたがる。
中部山岳国立公園内にあり、山域はその特別保護地区になっている。
日本百名山および新日本百名山に選定されている。
立山とならび、日本では数少ない、氷河の現存する山である。
…日本国内で「一般登山者が登る山のうちでは危険度の最も高い山」とされる。
これは、その一般ルートが、一服剱 - 前剱 - 本峰の間で、岩稜伝いの鎖場や
ハシゴのルートになることによる。
難所としてカニのヨコバイ・カニのタテバイと呼ばれる鎖場があるが、実際には、
より容易な稜線で滑落事故などが発生している。また、クライマーと呼ばれる
一流登山家も、その岩場や雪山で、多くの命を落としている。
…最終氷期に発達した氷河に削り取られた氷食尖峰で、その峻険な山容は
訪れる者を圧倒し、登山家からは「岩の殿堂」とも「岩と雪の殿堂」とも呼ばれている。
北から東の方角には、大窓をはじめとする「窓」と呼ばれる懸垂氷食谷が発達し、
うち、「三ノ窓」と「小窓」の両谷には、日本では数少ない現存氷河である三ノ窓氷河と
小窓氷河を擁する。
南東の方角には日本三大雪渓の1つとして知られる剱沢雪渓があるが、こちらは
氷体を伴わず、氷河ではない。
飛騨系の閃緑岩と斑れい岩の硬い岩から構成され、それを輝緑岩が貫いている。
山の上部は森林限界のハイマツ帯でライチョウの生息地であり、アオノツガザクラや
ハクサンイチゲなどの高山植物が自生している。
(ウィキペディアより抜粋)
映画にもなった「剱岳・点の記」(新田次郎・著)にもあるように、初めて測量された
明治40年は標石を運びあげることを断念して、設置されたのは四等三角点。
その後、2004年にヘリコプターで資材を運びあげて、ようやく三等三角点が設置
されたそうです。
その三角点の標石。
何度も小説を読み返し、DVDで映画も繰り返し観ていただけに…
なにか感慨深いものがございます。
長次郎谷と八ツ峰…後立山連峰もクッキリ~♪
山頂をタップリと満喫して、緊張の下山スタートは10:30頃。
~すぐに渋滞。
ここが、あの超有名な難所?
最初は、急斜面のクサリ場を下りて…
そこから、横方向のトラバースへ。
足元はしっかりしたホールドがありますが、それが上からは見えにくいので
みんな慎重になってしまいます。
でも、下からみれば…
「ここがいちばん怖い!」と、さんざん見聞きしていただけに~なんか呆気ない。
そのあとのハシゴ~クサリ場の連続のほうが、ずっと怖かった!
このころから、なんとなくシャリバテ気味~。
出発前はあまり食欲がなくしっかり食べなかったのが、ここで影響が出てしまいました。
こまめに休憩しては行動食を取り、水分補給も。
…まだまだ遠いな~。
事故は下りで多い、難所でもない稜線で滑落が多い… 気を緩めるワケにもいかず。
ようやく剣山荘が近くなった頃、ナルゲンボトルの水も空っぽ。
ようやく剣山荘まで戻りました~!
山頂からここまで約2時間半、13:00過ぎに到着。
ここで約20分の休憩。売店で購入したジュース…あまりに旨くて一気飲み!
やっと、お花畑に目を向ける余裕も出てきました。
劒沢小屋を経て、テント場には14:00前に無事帰還。
心配してくれていたmamaと娘に、エサ昼食を作らないとね~。
岳食シリーズの味噌煮込みうどん。結構美味しくて家族みんなのお気に入り♪
よくよく見ると…
販売は「イワタニプリムス」、
製造は「三輪そうめん山本」。 …おもしろいコラボレーションですね~。
食べてノンビリマッタリ~♪
この頃、剱はガスにまみれて…
すこしお昼寝のあと、夕食。
「なんちゃってカツカレー。」
陽が暮れる頃には、少しの間だけまた晴れましたが…
下り坂の雲行き…
結局、この夏いちばん良いタイミングで「剱岳登頂」を果たせたようです。
ここで天候運を使い果たしたのか?
…明日からの行程が、なんとなく不安。(笑)
この日、8月13日のログ。
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