8月11日。
仕事から帰ると、夕食もそこそこに最終パッキング。
~深夜の名神高速・東海北陸道を経て、岐阜県・新穂高温泉へ。
=北アルプスの玄関となる登山口です。
途中、ひるがの高原SAで仮眠~出発前のトイレを済ませてクルマへ戻ります。
… あれ? 今すれ違ったご夫婦は???
駐車場にはブログで見た、真新しいエクストレイルが。
すぐに引き返してトイレへ入る前に呼び止めました~。
… やっぱり~♪
キャンプの前に新穂高ロープウェイへ観光に出かけるところだそうで。
まさかこんなところで?! ~いつもの満面の笑顔に幸運を頂きました。
いっきに目が覚めて新穂高温泉へ!
ところが… 登山者向けの無料駐車場はすでに満車!
駐車場の人によると…
「上の鍋平なら、まだ空いてるかも。携帯で訊いてあげるわ~。」
2~3台ならまだいけるとのこと。急いでUターン、山の上へと向かいます。
途中の道沿いも路上駐車の列。
~それだけ入山者が多いのでしょうか?
鍋平園地の無料駐車場~どうにか停めることができました。
でもこの場所は、新穂高の第1ロープウェイの上側の駅近く。
目指す登山口へは、いちどロープウェイに乗って下らないといけません。
それでも「1日いくら」の有料駐車場代に比べれば安いもんです。
そんなこんなで、登山口となる新穂高温泉を出発できたのは9:00頃でした。
しばらくは木漏れ日が心地よい林道歩き。
いつもながらのノンビリ歩きで、10時過ぎに穂高平小屋。
…さっそく冷えたジュースに手をだしてしまいます。
だって暑いしね~
しかも先はまだまだ長いし~
…自己弁護に必死です。(笑)
さらにノンビリ歩を進めて、
奥穂への登山口を過ぎてしばらく…
12:00頃、白出沢へ到着~。
この上流を詰めて登れば白出のコル=穂高岳山荘がございます。
…そんな急登、とても登れませんけど。
工事業者が設置してくれたようです。
休憩所と仮設トイレ。
沢の下流側~ 笠ヶ岳~抜戸岳の稜線がクッキリ。
上流側は~ 天狗岩・間ノ岳あたりでしょうか。
この日、沢に水の流れはありませんでした。
ようやく登山道らしくなってきます。
が、まだまだ蒲田川上流・左俣谷沿いの緩やかな登りです。
さらに2時間近くかけて~ 滝谷出合の避難小屋。
一応、トイレがありますが…
私がこれまで見た山トイレでは 最強クラス!
…娘には「夢に出てくるから見るの止めときな~!」っていう程のレベルでございます。
それはさておき、こちらは水量豊かな滝谷の沢。
とにかく暑いし、疲れた足をクールダウンすることに。
10秒と耐えられない冷たさ~ しばらくジンジンと足が痛むほど!
… あしあと残して退散~。
上流を見上げれば、そこは北穂高岳のメジャーな岩場・滝谷のドーム!
この先は「槍平」へと向かいます。
ちょうど花の盛りの頃~疲れた体にはホッとしますネ~♪
…何て花でしょう?センジュガンビかな?
振り返れば、西日を受けて迫力の穂高連峰。
木道が出てくればゴールはもうすぐです。
16:50 …やっと槍平小屋へ到着~。
うぇるかむ~♪
テント場は結構な賑わい~どうにか場所を確保できました。
明日のスケジュールは~
こちらを撤収して、いよいよ3、000m超の稜線へ!
…のはずでしたが、我が家の体力では重量級ザックを担いで高低差1,000m以上は
無理かも~!
で、ここに2泊して、明日はアタックザックで登頂することに変更しました。
では、明日に備えてしっかり夕食~♪
…とはいっても、食材とご飯を炒めるだけ。
初日だけに許される肉飯メニュー …豚ですが。(笑)
少し寂しいので、三田屋のソーセージもヤキヤキしちゃいました。
調理中にふと見上げれば… 真っ赤に染まる山々。
~山の撮影に夢中で、その後の夕食の写真はすっかり忘れてました。
今夜はペルセウス座流星群の極大日ですが…
明日に備えて19:30には就寝となりました。
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